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【エンジニア】文系学生のエンジニア就職・転職の実態を実体験で語ります

高い給料でフリーランスとして自由に生きているエンジニアってすごく憧れますよね。

一方で、同時に次のような不安もありますよね。

エンジニアって数学が得意な理系の人が行くもの。文系の自分だと通用しないんじゃないかな。

私も文系出身なので、すごく気持ちがわかります。

だからこそ、声を大きくして伝えたいです。
エンジニアに文系も理系も関係ない。
文系でもエンジニアに就職・転職すること十分可能ですと。

この記事では文系の方で、エンジニアに興味がある人に向けて、就職・転職の実態について、徹底的に解説しています。

5分くらいで読めると思います!

エンジニアになりたいけど、実際なれるのか不安な方にとって参考になると思いますので、ぜひ読んでみてください!

エンジニア就職の実態

エンジニアに興味があるけど、実際どんな人が採用されているの?

理系のイメージがするけど、文系でも採用してくれるのかな?

もしかしたら、これを読んでいるみなさんは、このような悩みがあるのではないでしょうか。実際、文系と言ったら、「保険、金融、公務員」などの事務職をイメージする方が多いと思います。

しかし、数字を読み解いていくと、IT業界に就職する文系の方は多く存在することがわかります。

下記の資料は、政府が発行している「IT人材白書2017」から引用したものです。

この資料から分かるように、エンジニアとして働いている人の4割程度が文系であると分かります。

プログラミングを学ぶ場合、これまでは、授業で学ぶ機会がある理系の方が、触れる機会も多く、学びやすい環境にありました。

しかし、現在は、Youtubeの広告などで興味を持つ機会が増え、オンラインスクールなど学ぶ環境もどんどん整ってきました。2017年の時点で4割程度の人が働いているので、さらに学習環境が整った現在では、より多くの人が働いていると言えます。

また、採用する企業が理系を重視しているという傾向はありません。

ですので、文系だからと不安に思わず、ドンっと構えて、挑戦しましょう!

エンジニアになるために必要なこと

IT業界って何か特別な資格とか専門知識がないとダメなんじゃないの..?

文系からしたらIT業界ってすごく未知ですよね。
でも、特別な資格も知識も必要ありません!

ただ、IT業界で働くので、プログラミング言語を少しだけ知っておく必要があります。

○○というアプリを作りました。
この制作を通じて、IT業界の△△という部分に興味を持ちました。
御社を通じて、□□の知識をより深めたいと思っております。

プログラミングを学ぶのは、面接の時に、志望動機を伝えるためです。
プログラミング言語自体は入社後に、学ぶ機会が十分に取れます。

しかし、事前にある程度知らないと、志望理由を言えないので、面接のために、少しだけ知っておきましょう、という感じです。

エンジニアの平均年収


仮にエンジニアになったとしたら、給料はどのくらいになるんだろう。

こちらについてですが、20代の場合、年収400万以上が標準となっており、500万、600万、700万と年齢に応じて上昇していく傾向があります。また、年功序列がベースにありますが、IT業界の特徴として、実力に応じて給料は青天井で伸びていきます。

ここでいう実力とは「ITスキル」だけではありません。

それと同じくらい、相手と意思疎通を図れる「コミュニケーションスキル」が評価されます。

実際の現場では、デザインを担当する人やバックグラウンドという機能面を担当する人など、様々な人が1つのグループになり、プロジェクトを進めていきます。

ですので、「自分の意見を伝えられること」や「相手の考えを理解すること」が非常に重要になるのです。

ここまで、給料面について説明してきました!
次は、エンジニア業界の採用状況について、お話していきたいと思います!

エンジニア就職の実情

Dodaによると、IT業界の有効求人倍率は2020年9月時点で4.90となっています。他の業種と比較しても、非常に高い数字となっています。

というのも、国勢調査の結果から分かるとおり、IT需要の拡大と共に、IT人材の不足数はますます増えているからです。

ですので、市場が拡大している現在は、非常に挑戦しやすい環境にあると言えるでしょう。

意識したいポイント

ここからは、エンジニアを目指す際に、意識して欲しいポイントを、2つお話ししていきます!

プログラミング言語はスクールや書籍、動画を活用すれば、すぐに身につきます。

しかし、ここでお話しするポイントは、日常的に意識しないと身につかない事ですので、プログラミング 言語を学ぶ前に、参考にしてみてください。

伝える力がすごく重要

まずは伝える力です。
実際、就職した場合、同期だけでなく先輩や同じプロジェクトに取り組む仲間に質問することが、多くあります。まとまりのない考え方で質問してしまうと、相手の時間を無駄に奪ってしまうことになります。

ですので、自分が何を考えていて、どうしたいのかを、整理して伝えられるようにすることは、非常に大切です。

また、自分が考えたことを整理するので、それ自体が勉強になります。

私も最初は、全くできませんでした。

ただ、実際に学習する際に、指摘され、修正していく中で、徐々に身につけることができました。

私が実際に意識しているポイントは次のとおりです。

・聞きたいこと

・ソースコード

・起きている問題

・試したこと

・問題について考えていること

私は、最初から全てを実践することは難しかったので、メモ機能や付箋に書いて、そばに置いて対応していました!

頑張れることをアピール

頑張れることをアピールするのは面接の時に「チームに入れても1人でもなんとかしそうだな」と思ってもらうためです。

もちろん、分からないことがあれば教えてはくれます。
ただ実務において、未経験者を1人入れることはそれだけで負担になってしまいます。そのため、採用者側からしたら、可能な限り自分で考えて行動できる人材を採用したいと思うわけです。

では、どのように「1人でもなんとかしそうな感じ」をアピールするのでしょうか。

それは、日頃からの学習記録を発信することです。
発信する媒体はなんでもOKです!

・Twitter

・Facebook

・Youtube

・Github

・Note

・ブログ

私のおすすめはTwitterです。
理由は本来の目的であるプログラミング学習の時間を奪わず、とても手軽に発信することができるからです。

発信する時に意識している形は次のとおりです。

・学習内容

・感想

・具体的な成果画像(動画)

・コード

採用者の方に見せた時、自分がどうのように実践してきたかを、具体的かつ明確に伝えられるようにするためです。

面接官

この人はどういう人だろうか

採用者は「応募者がどういう人なのか」という情報を出来るだけ多く得たいと考えています。

理由は、次のような不安を抱えているからです。

・本当に自分の会社に貢献できる人材なのか

・すぐに辞めてしまったらどうしよう

こうした不安を解消するためにも、面接の時に話した内容以外にも、少しでも多くの情報を手に入れたいと考えるというわけです。

他にも情報発信をしていると次のようなメリットがあります。

・仲間や協力者が見つかる

・思考の整理につながる

・権威性が付く

特に仲間が見つかることは非常に心強いです。

プログラミング学習をする時の挫折率は9割と言われています。

でも、同じ境遇の人から「頑張ろう!」とコメントが来ればそれだけも勇気が湧いてきます。

あまりガッツリとやろうとすると、続かない可能性があるので、無理のない範囲から始めてみてはどうでしょうか。

プログラミングの学び方

ログラミングを学んでみたいけど、どのように学習したらいいのかな。

ここまでエンジニアの需要の高さや学習する時に意識したいポイントについて説明してきました。

では、実際どのように学べばいいのか。

・独学

・スクール

上記の2つの点から話した記事がありますので、参考にしてみてください。

私が感じたプログラミングへのギャップ

黒い画面でよく分からない文字ばかりで、プログラミングって何だか難しいそう

何かスキルを身につけたいけど、自分に合うのかな

こんな不安がありませんか?
実は、これらは私がプログラミングを始める前に感じていた不安です。

ですので、実際に私がプログラミングを学んでみて感じた、学ぶ前とのギャップをお話ししたいと思います。

数学も英語も必要ない

もし数学や英語ができない方は安心してください。
プログラミングを学ぶのに、数学も英語もできる必要はありません。

プログラミングは理系の人が学ぶイメージが強いので、どうしても数学と結びついてしまいます。

でも、実際のプログラミング言語において難しい数式なんてほとんどで出てきません。出てきたとしても、足し算や引き算くらいです。

もちろんデータの分析をしたい場合などには、もう少しレベルは上がると思います。でも、データ分析をするような方でしたらある程度は数字に強いと思うので、問題ないと思います。

ですので、TwitterやInstagramのようなアプリを作る場合などでいたら、数学ができないとしても全く支障はありません。

英語に関しても同様です。
自分で英語が読めなくても、翻訳ソフトが非常に優秀なので、ガンガンと英語の記事が読めます。

これって本当にすごいんですよ。
英語の記事が読めれば、それだけで得られる情報が格段に上がり、必要な情報をたくさん手に入れていくことが出来ます。

おすすめの翻訳ソフトは下記のとおりです。

またChromeの設定で、英語検索エンジンを追加することをおすすめします。

これらを活用すれば英語の記事を日本語に直せます。
ですので、英語が得意でなくても、プログラミングを学んでいる際や、英語のエラーメッセージが表示されたり、解決策を探す時に、英語の記事も問題なく読めるようになります。

必要なのは問題解決能力

問題解決能力とは「ある問題に直面した場合、その解決策を論理的に考えることができる能力」のことです。

例えば、事件が起きて、そばにダイイングメッセージがあるとします。

ここでいきなり「Aさんが犯人だ」と決めつけないですよね。

もし刑事さんなら、まずはダイイングメッセージを解読したり、現場の状況から様々な情報を集めていくを思います。その上で「犯人はAさんだ」と判断するでしょう。

これを抽象化すると下記のようになります。

①証拠を集める

②証拠の意味を理解する

③証拠から原因を推測する

先ほどの例に当てはめると「①証拠を集める」は防犯カメラをチェックしたり、聞き込みをして事件の犯人を見つける手がかりを探すイメージです。

「②証拠の意味を理解する」は「このダイイングメッセージの意味は何だろう」と考えるイメージです。もしかしたらダイイングメッセージは英語で書かれいて、読みにくいかもしれません。しかし、翻訳さえすれば確実に犯人に繋がる情報です。ですので、恐れずに翻訳していきます。

「③証拠から原因を推測する」は解読したメッセージから犯人を特定していくイメージです。

このように、プログラミングでは、きちんと「証拠を集めて、意味を理解して、原因を推測する」というように順序立てて、考えることができる必要があります。

「A→B→C」という流れがあって、Cを実行したら問題が起きたから、AとBとCを切り分けて、どこまできちんと動いたか調べみよう。Cには問題なさそうだから、原因はAかBの可能性が高そうだ。

このような考え方が問題解決能力や論理的思考、プログラミング思考と呼ばれるものです。

うーん、このような考え方は苦手かも

もしこのように思った方で、何かスキルを身につけたい場合は、プログラミング以外の動画編集やブログ、デザイン、マーケティングを学んだほうがいいかもしれません。

個人の時代を生きるための手段

今回は文系でもエンジニアになれるお話しをしてきました。

これからは個人の時代と言われて数年が経ちました。

動画編集やブログ、SNS運用などを通じて、個人の力が高まってきています。個人の力を高める手段の1つとして、今回あげたプログラミングがあります。

もし「個人の力を高めること」が目的なら、プログラミングに固執する必要はないと思います。

ただプログラミングは需要が拡大し続けている、再現性の高いスキルになります。最後の章で述べた考え方が苦手でない人にとっては、学習しない手はないと思います。

以上、最後まで読んでいただきありがとうございました!

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