ブログを始めたいけど、どのようにキーワードを選定したらいいのか分かりません。キーワード選定のコツを教えてください。
今回は、このようなお悩みを解決する記事を書きました!
本記事では、以下の内容を解説していきます。
- ブログのキーワード選定の方法6ステップ
- 上位表示を目指せるキーワードの探し方のコツ5つ
- 初心者が狙うべき検索ボリュームの目安
ブログで収益化できるかは、キーワード選定で大部分が決まります🙆♀️
ですので、ブログで稼ぎたい方は、ぜひ本記事を内容を実践してください✨
また、キーワード選定の前に、ブログで発信するテーマをまだ決めていない方は、以下の記事で解説していますので、参考にしてみてください。
ブログでキーワード選定が重要な理由
まずは『ブログでキーワード選定が重要な理由』についてご説明していきます。
ブログにおいて、キーワード選定は必須作業です。
- キーワード選定はSEOの基本であり、キーワードに合わせた記事を作成することで良質なサイトと評価を受け、上位表示されやすくなるため。
Googleも公式的に以下のように明示しています。
完璧な検索エンジンとは、ユーザーの意図を正確に把握し、ユーザーのニーズにぴったり一致するものを返すエンジンである。
※「有益な情報を最適な形式で」より引用
ですので、ブログで稼ぐためには読者のニーズに合わせた、キーワード選定が非常に重要です🙆♀️
ブログのキーワードは1記事ごとに1つを選定する
次に、ブログで記事を書く際には、『1記事ごとに1つのキーワードを選定すること』を基本としましょう。
1記事ごとに1つのキーワードを選定する理由は、以下のとおりです。
- Googleは1つの分野に特化したページを評価する
- キーワードが多すぎると読者のニーズを満たすことができない
このように、キーワードを絞り込むことで、読者のニーズを満たしてくれるページとGoogleが高く評価してくれて、結果的に上位表示させることができます。
ブログで記事を書く際には、複数のキーワードを盛り込まないようにしましょう🙆♀️
ブログのキーワード選定する際の基準
実際にブログ記事で使用するキーワードは、以下のような基準で選定していきます。
- 読者の検索数が一定以上あるもの
- 競合が少なく検索上位を狙いやすいもの
- 高単価で稼ぎやすいもの
- 記事が書きやすいもの
キーワードは無数にあるので、あなたにとって稼ぎやすいキーワードを選定することが大切です。
ブログのキーワード選定のやり方6ステップ
ここからは『ブログで使用するキーワードの選定方法』について具体例を交えながら、解説していきます。
ブログのキーワード選定は、以下の6つのステップで行います。
- メインとするキーワードを決める
- ラッコキーワードでキーワード一覧を取得する
- キーワードプランナーでキーワードの検索ボリュームを取得する
- 取得したキーワードをニーズごとに分類する
- 分類したキーワードをもとに記事を書く
- キーワードをRank Trackerに登録する
それでは順番に解説していきますね🙆♀️
①メインとするブログのキーワードを決める
まずは、メインとするブログのキーワードを決めていきます。
今回は『転職』というキーワードを例に解説していきたいと思います。
基本的にはブログのテーマに合ったキーワードを選べば大丈夫です。
もしブログのテーマ設定ができていない方は、以下の記事を参考にテーマ設定をしておいてください。
②ラッコキーワードでブログのキーワード一覧を取得する
続いて、先ほど決めたメインのキーワードから、類似したキーワードを決めていきます。
まずは『ラッコキーワード』というツールにアクセスします。
ラッコキーワード:Google等の検索エンジンにおける類義語などの関連キーワードを抽出できるツールのこと。
次に、『調べたいキーワード』で検索をかけて、キーワード一覧を表示させます。
※今回は『転職』というキーワードで検索していきます。
表示されたキーワード一覧をデータで取得したいので、右上の『全キーワードコピー』をクリックします。
これで、キーワード一覧のデータ取得は完了です🙆♀️
③キーワードプランナーでキーワードの検索ボリュームを取得する
次に、『キーワードプランナーで検索ボリューム』を調べます。
まずは、『キーワードプランナー』を開きます。
※まだキーワードプランナーに登録していない方は、先に登録をしましょう。
続いて、以下のような画面が表示されるので、『検索のボリュームと予測のデータを確認する』をクリックします。 以下のように『ツール』→『キーワードプランナー』をクリックして、キーワード入力欄に、先ほどラッコキーワードでコピーしたキーワード候補を貼り付けます。
貼り付けたら『開始する』をクリックします。
すると、以下のような画面が表示されると思います。
表示されたデータをダウンロードしたいので、画面右上にある『↓(ダウンロードマーク)』をクリックします。
以下のように『過去のプラン指標』→『Googleスプレッドシート』をクリックしてください。
※お好みで『csv』でもOKです。
ダウンロードしたデータを開くと、以下のような内容が表示されます。
必要なデータは『キーワード』と『検索ボリューム』の2つですので、以下のように必要なデータのみを抽出して、データを整理しましょう。
これで、検索ボリュームのデータ取得は完了です🙆♀️
④取得したブログのキーワードをニーズごとに分類する
次に、先ほど取得した検索ボリュームを、以下のようにキーワードごとに分類していきます。
- 転職 サイト:転職するためにどのようなサイトがあるのか知りたい
- 転職 理由:転職にあたり面接等で説明する理由を知りたい
このように『ユーザーのニーズが同じもの』を分類していきます🙆♀️
⑤分類したブログのキーワードをもとに記事を書く
続いて、先ほど分類したキーワードで、ブログ記事を書いていきます。
まず、キーワードを選定する際には、以下の項目について確認しましょう。
- 読者の検索数が一定以上あるもの
- 競合が少なく検索上位を狙いやすいもの
- 高単価で稼ぎやすいもの
- 記事が書きやすいもの
キーワードの選定ができたら、以下のように、1キーワードごとに1記事を書いていきましょう。
- 『転職 サイト』で1つの記事
- 『転職 理由』で1つの記事
検索数が少ないなど、上記の項目を満たさないキーワードでは、収益化するのが難しいので、基準を満たすキーワードを選定するようにしましょう🙆♀️
⑥キーワードをRank Trackerに登録する
キーワード選定ができ、記事も書ける段階になったら、そのキーワードを検索順位をチェックしてくれる『Rank Tracker』というツールに登録しましょう。
- Rank Tracker:世界的にシェア率が高い、検索順位を自動で確認してくれるツールのこと。
私もRank Trackerを利用していますが、キーワードごとに検索順位を把握できるので、どの記事を改善すべきが明確化され、ブログの収益化に大きく貢献してくれています🙆♀️
※GRCなど、その他の検索順位チェックツールでもOKです。
これでキーワード選定の作業は完了です✨
次はキーワードを探すコツについて解説していきます!
上位表示を目指せるキーワードの探し方のコツ5つ
ここからは『上位表示を目指せるキーワードの探し方のコツ5つ』をご紹介していきます。
上位表示を目指せるキーワードの探し方のコツは、以下のとおりです。
- ロングテールキーワードを狙う
- ラッコキーワードを使う
- ブログの競合サイトからキーワードを見つける
- キーワードの検索トレンドを確認する
- Googleサーチコンソールからブログのキーワードを見つける
それでは、順番に解説していきますね。
①ロングテールキーワードを狙う
1つ目は『ロングテールキーワードを狙うこと』です。
ロングテールキーワードとは、以下のとおりです。
ロングテールキーワード:3語~4語で構成された複合キーワードのこと。
このようにロングテールキーワードは、複数のキーワードから構成されているので、競合が少なく、上位表示を狙いやすい特徴があります。
たとえば、以下のようなキーワードのことです。
- 転職 サイト おすすめ
- 転職 理由 20代
初心者の方には、このようなロングテールキーワードを狙うことをおすすめします🙆♀️
②ラッコキーワードを使う
2つ目は『ラッコキーワードを使うこと』です。
本記事で何度か登場しているラッコキーワードですが、ラッコキーワードは関連したキーワードを複数種類も表示してくれるので、思いがけない穴場キーワードを見つけることができます。
たとえば、『転職』というキーワードで検索した場合、900個以上の関連キーワードを表示してくれます。
ロングテールキーワードも含めて、意外な穴場キーワードを見つけることができるので、おすすめのツールです😇
③ブログの競合サイトからキーワードを見つける
3つ目は『ブログの競合サイトからキーワードを見つけること』です。
たとえば、以下のように『転職 サイト おすすめ』というロングテールキーワードで、検索してみます。
すると、企業サイトだけではなく個人のサイトも上位表示されていることがわかります。
このようにキーワードを検索し、以下のような視点から上位10記事ほど確認します。
- 企業サイトが少なく、個人サイトが多いキーワードか
- 記事の見出しはどのように書いているのか
ブログ初心者の方は、個人サイトが多いようなキーワードを狙うようにしましょう🙆♀️
④キーワードの検索トレンドを確認する
4つ目は『キーワードの検索トレンドを確認すること』です。
キーワードプランナーを利用すると、以下のようにキーワードの検索トレンドを確認することができます。
※広告を200円以上出稿しないと利用できないので、注意してください。
- 検索数6,600のキーワード:折れ線グラフが下落傾向
- 検索数3,600のキーワード:折れ線グラフが上昇傾向
このように検索数だけでなく、グラフで傾向を確認することで、まだ多くは検索されていないが、今後は伸びていきそうなキーワードを見つけることができます。
今後、伸びていきそうなキーワードは、競合が少なく、上位表示を狙いやすいので、積極的に狙っていきましょう🙆♀️
⑤Googleサーチコンソールからブログのキーワードを見つける
5つ目は『Googleサーチコンソールからブログのキーワードを見つけること』です。
Googleサーチコンソールでは『読者がどのようなキーワードで記事に訪れているのか』を知ることができます。
たとえば、『転職 サイト』というキーワードの記事を登録していた時に、以下のようなキーワードが表示されたとします。
- 転職 サイト 保証付き
- 転職 サイト 費用
実際に読者が検索しているキーワードなので、以下のような対策を講じることができます。
- 『保証付き』や『費用』というキーワードを記事タイトルに入れる
- 『転職 サイト 保証付き』『転職 サイト 費用』という記事を書く
読者のニーズを満たすことで、記事を上位表示させることができるので、表示回数が多いキーワードを見つけて、記事を改善していきましょう🙆♀️
ブログ初心者がキーワード選定で狙うべき検索ボリュームの目安
最後に『キーワード選定で狙うべき検索ボリュームの目安』についてご紹介していきます。
検索ボリュームの目安を以下のとおりです。
- 10,000以上の検索ボリューム:『ビッグキーワード』と呼ばれるもの。ほとんどが企業サイトであるため上位表示は難しい。
- 約1,000〜10,000の検索ボリューム:『ミドルキーワード』と呼ばれるもの。難易度は高いが個人サイトも多いので、十分に上位表示を狙える。
- 約100〜1,000の検索ボリューム:『スモールキーワード』と呼ばれるもの。競合サイトはそれほど強くないので上位表示を狙える。ただし、流入数も少ない
このように初心者の方は、まず『ミドルキーワード』や『スモールキーワード』を狙いうようにしましょう。
狙うキーワードによって目安は多少異なりますが、まずは上記の目安を基準にすることをおすすめします🙆♀️
まとめ:ブログのキーワード選定で効率的に稼げるブログを育てよう
今回は、ブログのキーワード選定についてご紹介してきました。
- メインとするキーワードを決める
- ラッコキーワードでキーワード一覧を取得する
- キーワードプランナーでキーワードの検索ボリュームを取得する
- 取得したキーワードをニーズごとに分類する
- 分類したキーワードをもとに記事を書く
- キーワードをRank Trackerに登録する
- ロングテールキーワードを狙う
- ラッコキーワードを使う
- ブログの競合サイトからキーワードを見つける
- キーワードの検索トレンドを確認する
- Googleサーチコンソールからブログのキーワードを見つける
ブログで稼ぐためには、キーワード選定は必須の作業です。
収益化するためには欠かせない作業ですが、焦らずに一歩ずつ取り組んでいきましょう🙆♀️
また、『まだWordPressの初期設定をしていない方』や『ブログのテーマが決まっていない方』は、以下の記事で解説していますので、参考にしてみてください。